逝きし世の面影

見たくないものは忘れ去られる。時が経ち記憶が薄れる以上の速さで真実の歴史の記録が書き換えられていく憂うべき有様を嘆きつつ、やがて消えいく我が身なれば逝きし世の面影を僅かではあるが残せればと思う。

アップルのバッテリー火災でエアバスが墜落 post-truth(後で分かった真実)  (2017/01/16 政治)

エジプト航空804便墜落事故、事故機はiPhoneのバッテリー発火で墜落

エジプト航空804便墜落事故、事故機はiPhoneのバッテリー発火で墜落した疑い』01/15 Business Newsline

2016年5月19日、地中海に墜落したパリ発カイロ行きのエジプト航空804便(MS804)について、事故原因の調査を行っているフランス当局による調査の結果、事故原因はスマートフォンのバッテリー発火によるものである可能性が生じていることが判った。
事故調査委員会の担当者の発言として仏国内紙のLe Parisienが報じた。
今のところ発火を起こしたのは、副操縦士をコックピット内に持ち込んでいたiPadかiPhone 6Sのどちらかと見られている。
MS804は当初、回収された機体の破片などから爆発が生じた可能性が判明したことから、テロの疑いも生じていたが、テロの可能性についてはその後、否定されていた。
今回、事故調査委員会の調査で判明した事実とは、事故機の再現調査により、事故機はコックピット内の右側シート(副操縦士用シート)で何等かの失火が生じた可能性が高いことが判ったことによるものとなる。
事故調査委員会では、離陸前にパリのドゴール空港で駐機中に撮影された監視カメラの映像を解析することにより、事故機の副操縦士は、コックピットのダッシュボード上に個人所有の複数のモバイルデバイスとオーディコロンの瓶を置いたことも判ったとしている。
その後、事故機は、墜落を起こす直前に、トイレで煙が生じていることを示す警報、コックピット内の右側シートのウィンドウで問題が生じたことを示す警報、更に、コックピット下部に設置されているアビオニクスに問題が生じたことを示す警報が生じ、墜落に至っていた。
現状、iPadおよびiPhone 6Sでは深刻な発火事故は起きたことはなく、このどちらかが発火したことにより機体が墜落に至ったとするのはまだ仮説の域はでていないものの、なぜiPadかiPhone 6Sが発火を起こしたのかなどについての詳細な原因については特定には至っていない。



『去年相次いで火を吹いた韓国サムスン製のギャラクシー7と、一つも無かったアップルのスマートフォン

フィンランドノキアを抜いてい携帯電話のシェアで世界トップになった韓国のサムスンですが、昨年相次いだ搭載していたバッテリー火災で企業業績が極度に悪化。現在はパク・クネ大統領の弾劾(女性シャーマンによる国政への介入疑惑)に連座して企業トップが検察当局による捜査を受けているなど踏んだり蹴ったり状態に。人間誰しも『落ち目』にはなりたくないものである。
Business Newslineが言うように確かにアップルのバッテリー火災は一切マスコミが報道しなかったのは事実である。ところが、サムソンの方は服のポケットが焦げた程度の軽微な被害だが、なんとアップルの方はエジプト航空機(エアバスA320型機)が墜落し66人が死亡していた。
天と地ほど被害規模が違っていたのである。
ところが困ったことに(現時点では)既存のマスメディアは報道しない。
乗客数は3人の子どもを含む56人。乗員は7人で、このほか保安要員3人が搭乗していた。エジプト航空MS804便は高度3万7000フィート(1万1300メートル)で飛行、エジプト領空に入って間もなく90度左に方向を変えてから360度右に旋回した後、高度を下げレーダーから機影が消える。2015年10月のシナイ半島上空でのロシアのチャーター機のISISのテロ事件との関連が噂されていたが、原因は操縦室のアップル製のスマホ火災だったらしい。
アップルのスマホはシャープを買収したことで有名になった台湾のホンハイが大部分を製作しているのですから、普通に常識的に考えれば、韓国製が火を吹くなら間違いなく台湾製も火を吹く。(大繁盛の台湾のホンハイですが、何かの独自技術を持っているのではなくて、世界中から一番安いものを集めて、賃金が安い中国本土で組み立てて大儲けしていた)
これまで一件もアップルのスマホ火災が無い(マスコミが報道しない)原因ですが、これは『本当に炎上しない』ことを意味するのではなくて、アメリカ(アップル)の圧倒的な力でマスコミ報道を押さえていたことを意味するだろう。
そもそもの原因のバッテリー(リチウム電池)は韓国製と台湾製とは同一なので、当然アップルのスマホも必ず火を吹く。
PC(美しい建て前)ではなく、剥き出しの汚い本音を語るトランプのアメリカ大統領当選で、とうとうパンドラの蓋が開いたのかもしれない。怖ろしい話である。

『今回の1月15日付け記事(アップルのバッテリー火災でエアバスが墜落)に関連する?「朝鮮日報」1月16日記事』

韓国政府に近い保守系朝鮮日報(日本に例えるなら読売新聞)は、リチウム電池自体には問題は無い(スマホのハードではなくてソフトが問題だった)とした『ギャラクシーノート7発火、設計とソフトに原因』 1/16(月) との記事を掲載している。
サムスンの7は昨年8月から全世界で250万台を販売したが発火事故が続発、2カ月後に発火原因がバッテリーであるとしてリコール(無償修理)したが、交換後の製品でも発火が起きたため、最終的にノート7の販売を中止、全製品を回収していた。

サムスン「ギャラクシーノート7」の発火原因、23ごろ発表』2017年01月16日 Sputnik

韓国のサムスン電子が発火問題により生産・販売を打ち切ったスマートフォン「ギャラクシーノート7」の発火原因を23日ごろ発表する。16日中に日程を確定する方針だ。今日、聯合ニュースが伝えた。
サムスン電子は昨年10月11日に生産打ち切りを決定した後、発火原因を調べてきた。発火につながる条件を再現する実験を繰り返したが、条件の特定には至らなかったとされる。発火原因は機器本体の問題というよりバッテリーの問題だと指摘される。
ギャラクシーノート7は前モデルに比べ大容量のバッテリーを搭載した。バッテリーの設計が大幅に変更されたにもかかわらず、サムスン電子はバッテリー製造工程の検証を従来と同じ方法でしていたようだ。検証方法を変えなかったためにバッテリーの欠陥を見落とした可能性があるとの見方を示した。

パジェロ三菱自動車)の車両火災だけを一方的に報じたマスコミの歴史的悪行(あまりのも政治的な偏向プロパガンダ報道)』

旧財閥系の三菱重工の自動車部門が1970年代に独立した三菱自動車は燃費偽装の発覚による経営危機でとうとう刀折れ矢尽きて日産(ルノー)の軍門に下った。(企業倒産を避けるための吸収合併)
燃費偽装は三菱一人が叩かれたが、実際の燃料消費がカタログ燃費の5割台である程度は運転者なら誰でも知っている話。あまり宣伝されていないが、実際の燃費とカタログ燃費の比較では三菱自動車のミラージュが一番良心的との測定値が出されている。
三菱自動車は過去にもソックリ同じ災難?『類似事件』が起きていた。2000年代初頭に闇リコールが発覚して政府(通産省)やマスコミの猛烈なバッシングに合い倒産(吸収合併)の危機に見舞われる。
この時に、マスコミ各社は三菱のパジェロの車両火災を一斉に報道したが、それよりも遥かに多いトヨタランドクルーザーの車両火災は報じなかった。
丸っきり、今回の韓国製のスマホ火災は報道するが、アメリカのアップルのスマホ火災は一切報じないマスコミの偏向報道と同じ種類のインチキ報道(政治的なプロパガンダ)なのです。
前回は親会社である三菱重工などの支援で辛くも立ち直っている。今回の再度の危機到来ではオーストラリア政府の政権交代で、すでに決まっていた三菱重工製の潜水艦の発注中止が大きく響いた。
(日本の通産省アメリカのビッグスリーを真似て、現在日本国内に8社ある自動車業界を再編してトヨタ一社体制か、あるいはホンダなどの二社体制にしようと長年画策している)